絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面5 Wings Of Destiny

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【真うかつエピソード6278】

前回のあらすじ:

 氷の戦士は別次元の土地を更に進んだ。うっかり足を踏み入れた墓地でモンスターに囲まれた!

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その13です。

 

 さて今回のお話し。

 

・殆ど視界が効かない中、全方位囲まれ絶体絶命の氷の戦士。

・そこに第二の試練で勇者に救われたドラゴンのタロスが恩を返す為に颯爽と現れ、周囲の敵を一掃し、戦士と共に空高く舞い上がりました。

 

 義理堅いなぁ・・・タロス。

 ところでこの章の冒頭で、「資料によって解釈揺れがある」と書きましたが、実はこのシーンが正にそう。モノによっては第二の試練以降、ずっとくっついて来てる、って説もあるんですよ・・・。でもねぇ、シーン的にはここで助けに来てくれた方が盛り上がると思うのでこっちの説採用しました。

 それにしても、タロスはどっから来たのか?・・・ってそりゃあ象牙の門通って来たに決まってるじゃないですか。・・・ん、勝手に通過されて門の前で待ってたアレシウスと馬はビックリしなかったのか?って?したでしょうねぇ。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の7曲目、「Wings Of Destiny」1番の和訳をご紹介します。

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運命の翼

 

年月が過ぎたりとも、我は汝と共に居ろう
我が愛する薔薇よ
我が緑の丘よ、愛しき海、湖、空よ
最愛の母なる地上よ

静寂なる大地よ、我が思考を消し去らん
我は其方の中にて其方のみを想いたし
瞳を閉じる束の間、我が魂を慰め給う

いざ、運命の翼よ、
澄み渡る空を越え
我は地平線の彼方まで飛ばん

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 窮地を脱してちょっとホっとしたか、何か急に自然を愛でるポエムを読み始めた戦士でした。つか愛する薔薇・・・薔薇って・・・お前その顔でそんな乙女チックな事言うか?別にエエやん、と思われる方も多々おられるかと思いますが、氷の戦士ってオイラの絵柄では補正が入ってるからこんなユルい顔だけど、本来は、

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こんなんよ?

 

 まぁ彼はこれまでも事あるごとに雪が綺麗だ、森大好き、山の為にエメソ探すぞ、とやたらめったら自然LOVE発言してますし、この先もし続けますからね。そういう奴なんでしょう。ただまぁ薔薇に関して言えばね、そこは鈍いオイラでもわかるよ、アイリンのことよね・・・。隠喩って奴です。このポエマーが。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 大作2曲の後ということで、流石に箸休めに入りました。スローテンポにグっとくる切なげなピアノのメロディ。スタロポリさんが実にいい仕事をしています。これはもう完全に泣けるラブバラードですよ。そういう意味では結構貴重な曲です。このシリーズ5枚のアルバム全47曲どこを漁っても徹頭徹尾ラブバラードと言える曲はこの一曲だけですからにして。この曲はねぇ、メタルでもシンフォニックでもないけどもっと評価されていい曲ですよ、ホント。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」8曲目「The Dark Tower Of Abyss」を予定しております。

・YoutubeでWings Of Destinyを見ちゃる(・・・つっても他の動画ばっかり引っかかるなぁ。タイトル普遍的すぎんよ・・・)

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Posted by Haruko

カテゴリ: 音楽