日々うっかり
【真うかつエピソード6280】
前回のあらすじ:
ヤバい状況に陥った氷の戦士だったが、タロスが助けてくれた。戦士はポエムを詠んだ。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その14です。
さて今回のお話し。
・タロスに助けてもらった氷の戦士は、そのまま一緒にエメラルドソードが隠されているという深淵の暗黒塔へと向かいました。
うん、役に立つんだか立たないんだかよくわからんアレシウスに比べて何て有用な奴なんだ、タロスは。
てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の8曲目、「The Dark Tower Of Abyss」、今回は全体の8割程度の和訳をご紹介します。
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深淵の暗黒塔
暗き地平線へと其方の翼を広げよ 黄昏が治めし地に飛ばん 功しきタロスは地獄の一線を過らん
其はいと近きに有り
影に惑い、我は我が太陽を求めん 飛翔せよ、新月の前に見つけねばならぬ 其は混沌が支配せし地
曇天ヲ晴ラサン、揺ギ無キ決意モテ戦フベシ
先人が恐れし恐怖の光景 我が精神を、我が無垢なる瞳を汚す事無かれ
”・・・出し抜け、不自然なる静けさは嘆きの声に破られん いと深き、いと暗き淵より沸き起こりし嘆きに因り・・・ 暗黒の要塞、其の七つの門が開き 彼に対峙せんが為死者が蘇らん・・・是ぞ地獄なる”
いざ不滅の炎よ、我が魂と我が道をば照らし給う 時空の守護者を語り継ぐ古き伝説を見据えよ
というわけで、とうとうエメソまであと一歩という所まで近づきました。
・・・ところで皆さんお気づきでしょうか?タロスは暗黒塔の位置を知っており、そこまで連れて来てくれた上に、この後一緒に敵モンスターと戦いつつ塔の上の階層まで届けてくれます。この塔の攻略・・・タロスの助力が無かったら完全に無理ゲーですよね。まず道案内無しで暗黒塔に辿り着けるかどうか甚だ疑問だし、着いたら着いたで7つの門からは続々とアンデッドが湧きだしてくるし、上からは羽のある悪魔がどんどん襲って来るしで。つまり途中で力尽きてた先人の皆さんは、第二の試練終了時点でそもそも詰んでいたという・・・ご愁傷さまです。
それではそろそろ曲紹介に参りましょう。
Eternal GloryやBeyond The Gates Of Infinityほどじゃないですが、6分越えの長目の曲です。オープニングは意表を突くストリングスとハープシコード。途中からパイプオルガン入りーの、合唱ガンガン響きーの、ついでにヴィヴァルディの冬のモーチフまで取り入れるというバロック節全開のクラシック寄りの構成になっています。その分若干歌パートの印象が薄いのが小さい欠点かな。とはいえ好みは別れるとは思いますが、合間のギターとキーボードのメロディも大層美しく、このアルバムのクライマックスを彩る曲としては十分なクオリティだと思います。ただねぇ、どうにもアレシウス爺のナレーションが邪魔です。内容的には結構カッコイイこと言ってるんですけど、邪魔は邪魔。おまいさんこの場にいるわけじゃないんだし、しゃしゃり出て来なければいいのに。
それと曇天ヲ~の片言のパート、ここラテン語なんですよねぇ・・・わっかんねぇよ(泣)。何とかGoogle翻訳先生頼みで単語をつなぎ合わせて意訳しましたが、全然違ってたらゴメンナサイ(なんせGoogle翻訳はEmerald Sword Sagaをエメラルドソード佐賀、と訳す先生だからな・・・)。
てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」9曲目「Riding The Winds Of Eternity」を予定しております。
・YoutubeでThe Dark Tower Of Abyssを見ちゃる
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