日々うっかり
【真うかつエピソード6342】
前回のあらすじ:
戦士処刑の決定を受け、ダーガーが行動に出た。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介通算その36、5thアルバム「Power Of The Dragonflame」より10曲目「Gargoyles, Angels Of Darkness」のご紹介、その2です。
・一夜明け、処刑の時刻が刻々と迫る中、ダーガーはあの時の光景を思い起こしながら、とある場所へ向かっておりました。
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ガーゴイル、其は暗闇の天使也(3)
殊に吸血鬼共の残滓、残虐なる傲慢に満ちし仮面舞踏会 嘗て我を救済せし者に対する非道なる遊戯 彼にとりては其は耐え難き悪行也けり 其の永劫なる血の渇きから逃れんが為、内なる正義を呼び覚ます為、 今ならば王に反逆するに遅くは無し、と行動せり 覚醒せよ・・・いと高き空へ飛翔し、彼の者の魂を奪わん・・・ 石造りの天使達よ・・・
・目的の場所・・・暗き地平線の女王の控室へと到着しました。
・軽くノックし、「戦士の処刑の準備が整いました~お迎えに上がりました・・・」と告げるダーガー。
・「?予定より早いじゃない・・・まだ時間あるんでしょ?それよりお姉さんとイイコトしないvvv」とお誘いしてくる女王に対し・・・
・は?とキョトンとする女王にそれ以上考えさせる暇も与えず・・・
・一閃!
・ダーガーが最初に女王を仕留めたのにはそれなりに理由がありました。
・まず彼女はダークランド軍の大勢を占める死者の部隊の統率者である点。彼女が死ねば死者共は現世で動くことは不可能になりゆっくりと土に返る事になります・・・つまり部隊が崩壊するわけです。故に斃すとしたら最優先。
・もう一つ、策略があったとはいえ、アクロンとヴァンカーには成人するまで育ててもらった恩がありましたが、彼女には何の義理も無い、むしろその相容れない価値観、残虐な振る舞い、淫乱にして下劣な仕草・・・見た目・・・全てにおいてダーガーの嗜好とは全く正反対だった為、躊躇することなく誰よりも先に斬る事が出来たのです。
・さて、これで兎にも角にも後戻りが出来なくなったダーガーはいよいよアクロンとの対決に挑むことにしました。
・彼はいよいよ切り札に号令を掛けます。
ガーゴイル、其は暗闇の天使也(4)
大地ヲ呼ビ起コサン・・・ 我ガ公正ト誠実ノ証、黒キ色ニ誓イ・・・忠誠をヲ誓ワン・・・ 死者ノ魂ト巨大ナル混沌ノ狭間ニテ・・・ 大イナル愛モテ我ヲ包ミタル母ナル大地ガ御許ヘ・・・ 我コソハダーガー・・・
ガーゴイルよ、嗚呼、我が同胞ガーゴイルよ 今こそ覚醒せよ、彼の者の魂を奪うべく覚醒せよ
ここで3部構成のpart1終了。
Gargoyles, Angels Of Darkness #3へ続く。
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