日々うっかり
【真うかつエピソード6340】
前回のあらすじ:
氷の戦士への非道な仕打ちを目の当たりにしたダーガーは、遅まきながらついにデレた。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介通算その36、5thアルバム「Power Of The Dragonflame」より10曲目「Gargoyles, Angels Of Darkness」のご紹介、その1です。
今回は歌詞の紹介の前に曲の概要紹介から参ります。この曲は47曲全ての締めくくりという事で、最長19分もあります。3部構成になっており、その冒頭は何と今まで一度も使った事の無い楽器、ルカさん渾身のアコギの前奏から始まります。大変心にしみる切ないメロディーで、前奏だけでもこの曲を聴く価値はあるってもんです。
以降はメタルをベースにシンフォニックあり、コーラスあり、イタリア語あり、ファルセットあり、爺のナレーションありとPower Of The Dragonflameとはまた違った意味で、もうほぼほぼ何でもありのてんこ盛りの曲です。この長い長い物語を締めくくるに相応しい壮大な楽曲である点認むるにやぶさかではありません。ていうかやっぱりこの曲聴かないとこの物語は終わったって気はしません、が個人的には心に余裕がある時ぐらいしか聴けない曲なんだよな。何故って?聴くと必ずと言っていいほど泣いちゃうからさ・・・。
では締めくくりの物語を進めていきましょう。邦訳歌詞はその都度小出しに書いていきます。
・その頃、陥落したアルガロードで幽閉中の国王始め偉いさん連中の中では、唯一戦士の苦境を知るアレシウスが深く苦悩しておりました。
・当然のように彼は戦士の置かれている状況報告を逐一求められているワケですが、
・戦士の目を通して状況を図っているアレシウスは彼の置かれている状態や大体の周囲の様子は掴んでおりました。
こげな感じで。
・しかし、戦士が直接見聞きする事の無い情報となると、かなりあやふやだったのです。
・例えばその頃ダーガーがどういう行動を取っていたか・・・等・・・
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ガーゴイル、其は暗闇の天使也(1)
予言者は雷鳴が如き絶叫で語り、地表は震撼せん 暗黒の烏は驚嘆すべき言霊の一撃を受け 罪深きダークランドより白鳥に生まれ変わらんとす 何びとも、賢者アレシウスすら、 何が彼を白鳥に変化させたるか知る由も無し・・・ 魔法の湖の貴公子・・・其の名はダーガー・・・
・ダーガーは焦っていました。
・戦士が終にアケロンの底なし沼に設置された可動式プラットホームで処刑されると知り、終にアクロンへと刃を向ける具体的な行動に出ることにしたのです。
・彼がアクロンの許可なく直接動かせる手駒は殆どありませんでしたが、唯一、師ヴァンカーより扱い方を教わっていた部隊がハーガーにおりました。
・幸い沼はハーガーの近く・・・更に運のいいことに師はアルガロードに出向中・・・誰にも見咎められることなく、こっそり抜け出したダーガーは、
・エネルギーを切られ停止した状態で塔に設置されている彼等の魔導プログラムを書き換え・・・
・しかし間に合わせるしか無いのです、戦士を救出し、アクロンを斃すチャンスは明日しかないのです。
・ダーガーの用意したとっておきの切り札・・・それはガーゴイルと呼ばれる巨大な羽を持つ石造りの合成魔法生物でした。
・見た目は悪魔そのもの。しかし、それは命令する者の使い方次第では天使にも変貌する者たちだったのです。
ガーゴイル、其は暗闇の天使也(2)
ガーゴイルよ、飛翔せよ ガーゴイルよ、覚醒せよ ガーゴイルよ、いと高き空へ飛翔せよ・・・! 石造リノ摩訶不思議ナル天使ヨ 魂ヲ奪ウベク誇リ高ク飛ビマセイ
Gargoyles, Angels Of Darkness #2へ続く。
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