帽子屋と自転車屋とハンコ屋はなぜ潰れないのか?

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<真うかつエピソード2932>
 一昨年「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本が大ヒットしましたが、世の中にはさおだけ屋以外にもなんで儲かってるのかわからない商売が山ほどあります。昨日「週刊オリラジ経済白書」という番組でタイトルの三業種、つまりは、

・殆ど客が来ないし、実際店内に置いてあるのはかなり昔入荷した品ばっかりの帽子屋
・ディスカウントショップでもっと安く自転車が手に入るのに、ほぼ原価で売っている自転車屋
・やはり殆ど客が来ない古いハンコ屋

 が如何にして利益を上げているかについてやってました。タネを明かせばまず三店に共通しているファクターは「店が持ち家で人をやとっていない」ので、家賃と人件費がかからない。とはいえ、これは赤字を出さないための条件であり、儲かるための条件ではありません。もう一つの共通項は、「食いっぱぐれのない業者と提携している」。すなわち帽子屋は小学校に通学帽を卸し、自転車屋は近所の郵便局の定期メンテナンスがいい収入になっており、ハンコ屋は役所などの自治体と提携しているので、人事異動の度にガッポガッポと儲かるそうな。帽子屋とハンコ屋はある程度想像がついてましたが自転車屋は割りと目からウロコでしたね。

 ところで最近始まったこの「週刊オリラジ経済白書」という番組。視聴率は苦戦している模様ですが結構面白いです。個人的には小林清志の渋いナレーションがかなりのツボ。次元大介ファンは騙されたと思って一回見てみれ。

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<本日のアウトドアJIS コード:8ce7 「檎」>
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撮影地:青森市・新町
備考:老舗和菓子屋「おきな屋」系列の洋菓子店。お遣い物でよくお菓子を頂きます。

赤い林檎


Posted by Haruko

カテゴリ: テレビ

コメント一覧

 なぜ潰れないかって?余計なお世話だよ。  潰れない程度に低い収入でなんとか維持してるってことだけだっつうの。  自分がそう言われたらどう感じるの?  個人に対して言い換えてみれば「なんで、そんなに太ってるの?」「なんでそんなにブサイクなの?」「なんで生きていけてるの?」なんて言われたら、どう感じるの? 「余計なお世話!」って言いたくなんない?  そういう視点で番組の企画がなされているっていうこと自体、制作スタッフの浅はかな人間性が表れてるよ。  ちなみに、ハンコ屋は外国語の通訳以上に職人の絶対数が少ないから、かなりの特殊技術であって、また、まともに作ればひとつの印鑑を仕上げるのに5~6時間はかかるもの。外国語の通訳の時給が4000~10000円程度、それと同程度の時給で5~6時間かかったら、販売価格いくらになると思ってるの?妥当な金額で売ってるっつうの。
とおり

気を悪くされたらゴメンナサイ。 >ちなみに、ハンコ屋は外国語の通訳以上に職人の絶対数が少ないから、かなりの特殊技術であって、また、まともに作ればひとつの印鑑を仕上げるのに5~6時間はかかるもの。 その辺りのフォローは番組内でしてましたよ。 ところでとおりさんって私の知り合いでしたっけ? タメ口で話されているということは多分顔見知りだと思うのですが、 誰だか思い出せません。そのあたりもゴメンナサイ。
HARUKO