心筋梗塞になったけど何とかなった話・その12

【真うかつエピソード7024】

 前回の続き。

 入院生活も一週間が過ぎた頃、比較的元気だったおばあちゃん(よく喋る人とそうでもない人)が相次いで退院されていきました。加えて半分寝たきりのおばあちゃんが手術のためICUへ移動し、一気に人が入れ替わる事に。

 新しく入ってきた方は、今まで見た中では一番若い(と、いっても60代)、仕事も経理でオイラと似たような職種ということもあり、結構簡単に打ち解ける事が出来ました。それともう一人、こちらも60代、オイラからはベッドの位置が離れているのであまり話しませんでしたが、経理の人とは位置も年も近かったので、こちらもすぐに仲良くなったご様子。

 そして最後に来られた方・・・実はこの人がなかなかの曲者でした。全く包み隠さず正直に言っちゃうと、今まで出会った人の中でも最大級に苦手なタイプでした。

 どのあたりが苦手かというと、まずは喋る話の内容。大まかに分類して自慢話とグチと文句なのですが、自慢話はともかくグチが必ず会話の相手に同意を求める感じなのです。例えば、

「ここのご飯って不味いわよねぇ、ウチの犬だって食わないわよ、そうよね?」

 とか、全てがそんな感じで。適当に流しましたけど、こっちがそは思ってもいないことまで回答にyesを求められ続けるのはしんどいです。一度反論してみましたが、基本的に年配者という奴は若造の意見など微塵も聞かねェということが分かっただけでした。

 文句は主に看護師さんに関することなんですけど、結構いい度胸をしている方で、些細なことでもイチイチ本人に直接言うもんだから、それを日に何度も聞かされるこちらも辛いです。

 あまり文句の垂れ流しを聞くのも厳しいので、一番無難な話題、自慢話になるように誘導すると、なぜか過去のヤンチャの武勇伝の話になっていて、これがここではとても書けないような話だったりしちゃったり。

 

 もうね、一言でいうとこういうことです。この状況、

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 逃げ場が無いもんね。

その13につづく。

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Posted by Haruko

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