音楽

絵で見るエメラルドソード・サーガ・第3幕場面2 Triumph For My Magic Steel

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【真うかつエピソード6287】

前回のあらすじ:

 氷の戦士と義勇軍一行はアンセロットに到着した!

 

  ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その18です。

 今回のお話は前回の直後、アンセロットに到着した氷の戦士とアンセロットの守備隊合同軍がダーガー率いる闇の軍団との戦闘を本格的に開始したシーンから始まります。

 

 てなところで、「Dawn Of Victory」の3曲目、こ「Triumph For My Magic Steel」をお送りします。まずは一番の邦訳歌詞からドウゾ。

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我が聖剣に勝利を

 

年古りたる龍が臥したる地へ飛ばん
凱歌を揚げん、我が聖剣が為
我が不屈の道義の下誇りを燃やさん
我らが賢王の錫杖をいと高く掲げよ

いざ、疾風迅雷が如く、戦神の如く
荒ぶる剣を振るわん
ドワーフは斧を打ち下ろし、石に血飛沫が跳ね
絶叫は永劫に続かん

我が聖剣に勝利をもたらさんが為、風よ昂らん
貴様らは古代の刃を味わおう・・・尚も
我が聖剣に勝利をもたらさんが為、風よ昂らん
幾百もの討ち死にせし剛腕なる将の導きの下

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 氷の戦士無双のテーマです(笑)。

 戦士は獅子奮迅の如くエメソを振るい、後に続く兵士の皆さんも一気に士気テンションMAXであっという間に形勢を逆転させ、魔王軍をダークランド側、ドラゴンランドの近くまで敗走させることに成功しました。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 ストリングスとハープシコード、ドラムが合戦の始まりを告げ、その後の間奏でもストリングスは効果的に高揚感の演出に貢献してます。疾走するドラム、ギター、一気に畳みかける早口のBパート、ここでもアウフタクト導入のCパート、そして勝利を確信した合同軍が勝利の凱歌を上げる大合唱。このシリーズの2曲目3曲目は名曲が多いのですが、この曲も例外ではありません。実に聴いていて気持ちのいい曲です。言ってる内容は意外と残虐ですけどね(^^;。まぁちっともカワイソーだとは思わんです。

 で、この曲傑作には違いないんですが、日本人的にはタイトルが覚え辛いので知名度という点においては若干損をしている気がしてなりません。トライアンフなんて下着メーカーのおかげで当初トリンプって読んでたわ。

 なお、タイトルは直訳すると「我が魔法の鋼の為の勝利」と中々意味不明になるので、少々意訳させていただきました。結果的に18曲目にして初めてタイトルに「の」が入らない楽曲になりました(^^;。

 

 さて、すっかり調子こいてる氷の戦士ですが、ここで流石にエメソがただの良く斬れる武器ではなく、所有者に相当な力を付与する能力を持つ点に気付きます。ここで第一幕冒頭、序章の一節を思い出しましょう。

 

”エメラルドソードとは持つものに絶対的な力を与える剣で、戦争の勝利を約束し、世を支配下に収めることを可能とすると言われていました”

 

 これを実際に体感したワケです。一振りすれば(魔法を使えない脳筋の戦士でも)絶大な破壊力を持つ迅雷が敵を引き裂き、周囲の味方の士気と能力を上げ無敵の軍隊と成す・・・正しく無双の剣です。ただし、これはエメソの持つ能力の一部に過ぎず、この剣は更に大きな力を秘めているのですが、その事実を知るのはもっと後のお話。

 

 てなところで今回は終わりです。次回は3rdアルバム「Dawn Of Victory」の4曲目、「The Village Of Dwarves」を予定しております。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第3幕場面1 Dawn Of Victory

【真うかつエピソード6285】

前回のあらすじ:

 エメソをゲットした氷の戦士は道中で集めた義勇兵を率いて、陥落寸前のアンセロットへと急いだ。果たして間に合うのか?

 

  ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その17です。面倒なので結論から先に言っちゃうと、

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間に合いましたvvv。

 

 さて今回ご紹介の曲は、氷の戦士一行がアンセロットに到着する直前あたりの情景を描いております。1曲目は例によって前振りソングなのですが、今回はレクイエムの怒りの日を彷彿とさせる、勇壮ながらもかなりの不安感を煽る出だしになってますね。そしてこの曲2曲目に繋がるように出来てるはずですが、ダウンロード版だと今回もブツっと切れます。ぐすん。

 てなところで「Dawn Of Victory」の2曲目、表題曲でもある「Dawn Of Victory」の1番の邦訳をお送りします。ここまで表題曲は最終まとめソングという形態でしたが崩してきましたね。

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勝利の黎明


戦場にて焔がいやまさ燃え上がらん
アルワルドは王が為に奮戦せし
ダーガーの軍勢、迅雷、暴風・・・
故に、民は勇者と彼が剣の名を叫びたり
賢王の玉座をば死守する時間は残されてはおらぬ

過ぎし日の翳りは忘れ去らるる程遠くはあらじ
血塗られし地獄より這い出でたる悪魔ども!
いざ、猛き戦士よ来ませい、失われし希望に光を灯さんが為に
龍のタロス、然ては森羅万象の理に報いんが為
今こそ其方のエメラルドの剣を振るわれよ!

古の戦の十字架を背負いしアンセロットが為
神の神聖なる街の為
栄光よ!絶える事無き栄光よ!
此の勝利の黎明よ

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 ついに歌詞に物語の最重要人物の一人ダーガー登場(ま、彼に関する詳細はもう少々お待ちください)、今回は顔見世程度ですな。内容的にも厨二節全開で実にいい感じです(笑)。

 なお、サビの「栄光よ!絶える事無き栄光よ!」のとこはラテン語ですが、単語2つしかねぇし多分これは合ってる・・・と思います。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 いきなりの表題曲ということで気合入っております。メロディのキャッチーさという点においてはエメソにも引けをとらず、とにかく初聴時のインパクトがハンパ無かったですね。特に「For Ancelot~In this dawn of victory」のサビんとこ。エメソではサビで短調から長調に転調する、という手法で曲にメリハリをつけていましたが、この曲では「♪フォーエーンセロ~」のアウフタクトから入り、「♪グローリア~」でドラムを勇壮な行進曲調に変えるという手法で高揚感を演出しております。このパートを作り上げた時のルカさんのドヤ顔が目に浮かぶようだ(笑)。ライブではみんなで「♪グローリア~~~グローリア~ペルペートゥア~~~」って大合唱するんだろうなぁ。

 

 ところでこれは全くの余談ですが、初聴の時「この曲初めて聴くはずなのに、何かどっかで聴いた事あるんだよな・・・?」と引っかかってたんですけど、後に謎は解けました。空耳アワーでTシャツとったネタだわ(^^;。しかもよりにもよって「♪Gloria, gloria perpetua」のとこかい;。有難いことに映像無しだと「♪坊や~~~どうやって~出~た~」なんて聴こえません。ええ、聴こえませんとも。・・・つかタモリ倶楽部も意外と罪深い番組だな・・・。

 

 てなところで今回は終わりです。次回は3rdアルバム「Dawn Of Victory」の3曲目、「Triumph For My Magic Steel」を予定しております。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・「Dawn Of Victory」序章

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【真うかつエピソード6284】

 エメラルドソード・サーガもいよいよ中間地点の第3章、ここからいよいよ本格的合戦モードに入ります。

 なお、今作でのバンドメンバーは以下の通り。

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・ヴォーカル:ファビオ・リオーネ

・ギター:ルカ・トゥリッリ

・キーボード:アレックス・スタロポリ

・ベース:アレッサンドラ・ロッタ

・ドラム:アレックス・ホルツヴァルト(NEW)

 このアルバムから新規加入したドラマー。他のメンバーは全員イタリア人ですが、この方はドイツ人。時に打ち込み疑惑をかけられるほどの正確にも程があるツーバスに定評あり。もちろんちゃんと叩いてますけど、曲によってはホント足痙攣しそうな勢い(笑)。

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 続いてこの章の主な登場人物のご紹介

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・氷の戦士

 主人公。エメソゲットにより名実ともに勇者認定。この頃からただの脳筋ではないとこを見せ始める。

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・アレシウス

 賢者。相変わらず語る語る。

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・アルワルド

 アンセロットの守備隊長。とにもかくにも苦労人。後半驚異のメンタルの強さと男気を見せる。

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・アイリン

 姫。ん・・・?死んだんじゃなかったの?(すっとぼけ)

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・ダーガー

 以前よりチラホラ名前は上がってたアンセロットに侵攻中の敵将。この章の場面4で詳しく説明するけど、登場全キャラぶっちぎった圧倒的厨二キャラ。なお、発音はむしろ「ダーゴゥ」に近い。

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・アクロン

 いよいよ登場敵の大ボス。

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・ヴァンカー

 ダーガーの義父の黒魔術師。この章ではそこまで目立った動きは見せない・・・はずだったけど、拡大解釈という名の下に見せ場を作ってやったぜ。

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・馬

 辛うじて氷の戦士の相棒の立場を死守。

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 さてそれでは「Dawn Of Victory」序章の物語を紹介します。

 前作「Symphony of Enchanted Lands」から第3幕場面1となる「Dawn Of Victory」の間にはこんなことがありました。

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・氷の戦士がエメラルドソードを入手した、という喜ばしいニュースは瞬く間に魔法王国全土に広まりました。

・その氷の戦士は取り急ぎ助太刀すべく、カオスの地より急ぎアンセロットに向かいますが、道中、立ち寄った村々で、在野の剣士、ドワーフの斧使い、果てはエルフの戦士までもが義勇兵として参加の名乗りを上げてくれます。

・最終的には一纏まりの軍団が形成され、一団は群れを成してアルワルドとその部下の兵士(その中には勿論イレンガードから氷の戦士自身が引き連れてきた同胞たちも含まれています)が死守する砦を目指しました・・・。

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 義勇兵というと聞こえはいいですが、まぁ何というか状況が有利になったもんでこれで勝つる!と参加してきた中々現金な連中とも言えますネ(^^;。

 ともかく氷の戦士は結果的に義勇兵を取りまとめる総隊長、という新たなポジションに着任しました。しかしまぁ考えてみればこの人ロード・オブ・ザ・リングで言ったら、フロドとアラゴルン両方の立場を兼ねているわけで・・・と考えればエラいこっちゃ、責任重大ですよ。

 

 しかし今は何より陥落寸前のアンセロットへ向かわねば!果たして氷の戦士と義勇軍は間に合うのか!?

 

てなところで次回、風雲急を告げる表題曲、「Dawn Of Victory」に続く。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面8 Symphony Of Enchanted Lands

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【真うかつエピソード6282】

前回のあらすじ:

 終に目的を果たした氷の勇者はタロスと共に崩落する深淵の暗黒塔を間一髪脱出した。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その16です。

 

 さて今回のお話し。

 

・象牙の門から元いた世界に戻って来た氷の勇者は、そこでようやくタロスが瀕死の重傷を負っていることに気付きました。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の10曲目、この幕のまとめソングにして表題曲の「Symphony Of Enchanted Lands」をお送りします。まとめソングというだけあって13分オーバー(!)の4部構成の長大曲なので、まずは冒頭の第一部、アレシウス爺の長台詞の邦訳からご紹介しましょう。

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魔法王国の交響曲

 

”運命とは何と残忍なるものぞ・・・
やがて滂沱たる涙が戦士の貌と、タロスを覆いにけり
愛しき龍は是が最期と翼を広げん、
死すれども自由をば見出したりと喜びにけり
いざ飛ばん、高く飛びませい、猛きタロスよ・・・
其方の名は魔法の国々の民に常に刻まれん・・・
其方の記憶は魔法の国々を救うべく
暗黒王の大軍に立ち向かいし我らを永遠に鼓舞せん
さらば我が兄弟よ・・・いざさらば・・・!!”

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 死に瀕したタロスは、それでも最後に自由になれて良かった、と氷の戦士に礼を述べ、今度こそ地平線の彼方に飛び去って行きました。ドラゴンの矜持という奴でしょうか、死の瞬間を見られたくなかったのでしょう。

 ・・・ん?死ぬ間際を見られていない、それは即ち生存フラグではないのかって?・・・だったらどんなに良かったでしょうね・・・。

 

 でもって第二部の歌詞はコチラ。

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夜明けの神よ、雷の父よ
今正に我に吹き付ける風の神よ
其方らの聖なる導き全てに礼を捧げん
山よ、丘よ、森よ、海よ
全ての犠牲者よ、そして我が姫よ
終ぞ奴等が血を流す時来たれり
今やエメラルドの剣は我が手中に有り

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 ハイ、ここまで引っ張りに引っ張られましたが、ようやくエメソゲット宣言です。やったね氷の戦士♪

 

 第3部と第4部は、詞の内容的にはこれで暗黒王とその軍勢をギタギタにしてやる~ってな話が延々続くだけ(^^;なので割愛。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 この壮大なサーガの一つの節目を彩るのに相応しい超大作です。エメソゲット宣言に当たる♪the emerald sword is now mine~んとこ、ファビオさんてばもう血管切れそうなフル音量で朗々と張り上げてますよ、これだけでも一聴の価値あり。詞の方は割愛しましたが、3部4部は一曲目のメインテーマを巧みに取り入れたり、エメソゲットの喜びを表現したかのような陽気なフォークが流れたりと盛りだくさんの中々凝った作りになっております。13分ありますが、冗長さは感じません。つかこの先もっと長い曲もあるし(^^;。

 

 てなところで今回は終わりです。次回は怒涛の新章突入、風雲急を告げる3rdアルバム「Dawn Of Victory」の序章をお送りする予定です。このアルバムは名曲揃いですが、内容的にはキツい・・・絵に出来るかな・・・。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面7 Riding The Winds Of Eternity

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【真うかつエピソード6281】

前回のあらすじ:

 タロスの導きでエメソが隠されているという深淵の暗黒塔に辿り着いた氷の戦士。そこは地獄だった。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その15です。

 

 さて今回のお話し。

 

・暗黒塔に下ろして貰った氷の戦士はトラップドアを潜り抜け、ついにエメラルドソードのある大ホールに辿り着きました。

・念願の剣に触れようとしたその時、剣の守護者が現れ、戦士と激しい戦闘を繰り広げます。

・その最中戦士は剣を落とし、絶体絶命のピンチに陥りましたが、寸でのところでタロスが守護者に体当たりをし、その隙に武器を拾った戦士は、見事剣の守護者に打ち勝ちました。

・その途端暗黒塔が音を立てて崩れ始めました。タロスは氷の戦士を背に乗せて急ぎ脱出します。

 

 ・・・といった盛り上がるシーンは何故か歌になってないんだよなぁ、うん。剣の守護者のビジュアルもよくわかんないし・・・何かデカくて強い奴としか。個人的にはDMC3のアグニ&ルドラみたいな奴をイメージしてますが。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の9曲目、「Riding The Winds Of Eternity」、今回はやや短めの曲なので和訳全文ご紹介します。

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永遠の風に乗り

 

聡明かつ剛力、汝は大地が力也
汝が命にて海は猛り狂わん
北風よ南風よ、我に汝の号令を聞かせよ
魂を満たす如く我が心を打ちつけよ
我に暴風の力を与え給う

何時如何なる時も我が導きと共に行かん
命ある物が為、汝の合図に従わん
北風よ南風よ、我に汝の号令を聞かせよ
魂を満たす如く我が心に打ちつけよ
我に暴風の力を与え給う

永遠なる清き風に乗りて、
我が命尽きる時迄、悪夢の落とし子と戦わん

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 ついに目的を果たし、帰途につく氷の戦士とタロスの様子を描いております。浮かれてますねぇ。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 タロスと飛びつつテンション上がってポエムを詠んでる、という点においてはWings Of Destinyと被ってる、と言えない事も無いですが、静かで切ないバラード調のウイングス・オブ・デスティニーとは根本的に曲調が違います。こちら凱旋ですので圧倒的に爽やかメタルです。全体的に飛翔感に溢れており、イメージとしては鳥人間コンテストのBGMにピッタリって感じですねぇ。尺こそ短いですが、疾走系ということもありこのアルバムではわりと人気の曲です。ここまで厳しい戦いを強いられてきた戦士もウキウキしてますしね。

 ・・・そう、氷の戦士はウキウキと浮かれていたのよ。浮かれていたので全然気づかなかったのです。大切な相棒が、

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致命傷を負っていることに・・・

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」最終曲、「Symphony Of Enchanted Lands」を予定しております。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面6 The Dark Tower Of Abyss

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【真うかつエピソード6280】

前回のあらすじ:

 ヤバい状況に陥った氷の戦士だったが、タロスが助けてくれた。戦士はポエムを詠んだ。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その14です。

 

 さて今回のお話し。

 

・タロスに助けてもらった氷の戦士は、そのまま一緒にエメラルドソードが隠されているという深淵の暗黒塔へと向かいました。

 

 うん、役に立つんだか立たないんだかよくわからんアレシウスに比べて何て有用な奴なんだ、タロスは。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の8曲目、「The Dark Tower Of Abyss」、今回は全体の8割程度の和訳をご紹介します。

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深淵の暗黒塔

 

暗き地平線へと其方の翼を広げよ
黄昏が治めし地に飛ばん
功しきタロスは地獄の一線を過らん

其はいと近きに有り

影に惑い、我は我が太陽を求めん
飛翔せよ、新月の前に見つけねばならぬ
其は混沌が支配せし地

曇天ヲ晴ラサン、揺ギ無キ決意モテ戦フベシ

先人が恐れし恐怖の光景
我が精神を、我が無垢なる瞳を汚す事無かれ

”・・・出し抜け、不自然なる静けさは嘆きの声に破られん
いと深き、いと暗き淵より沸き起こりし嘆きに因り・・・
暗黒の要塞、其の七つの門が開き
彼に対峙せんが為死者が蘇らん・・・是ぞ地獄なる”

いざ不滅の炎よ、我が魂と我が道をば照らし給う
時空の守護者を語り継ぐ古き伝説を見据えよ

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 というわけで、とうとうエメソまであと一歩という所まで近づきました。

 ・・・ところで皆さんお気づきでしょうか?タロスは暗黒塔の位置を知っており、そこまで連れて来てくれた上に、この後一緒に敵モンスターと戦いつつ塔の上の階層まで届けてくれます。この塔の攻略・・・タロスの助力が無かったら完全に無理ゲーですよね。まず道案内無しで暗黒塔に辿り着けるかどうか甚だ疑問だし、着いたら着いたで7つの門からは続々とアンデッドが湧きだしてくるし、上からは羽のある悪魔がどんどん襲って来るしで。つまり途中で力尽きてた先人の皆さんは、第二の試練終了時点でそもそも詰んでいたという・・・ご愁傷さまです。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 Eternal GloryBeyond The Gates Of Infinityほどじゃないですが、6分越えの長目の曲です。オープニングは意表を突くストリングスとハープシコード。途中からパイプオルガン入りーの、合唱ガンガン響きーの、ついでにヴィヴァルディの冬のモーチフまで取り入れるというバロック節全開のクラシック寄りの構成になっています。その分若干歌パートの印象が薄いのが小さい欠点かな。とはいえ好みは別れるとは思いますが、合間のギターとキーボードのメロディも大層美しく、このアルバムのクライマックスを彩る曲としては十分なクオリティだと思います。ただねぇ、どうにもアレシウス爺のナレーションが邪魔です。内容的には結構カッコイイこと言ってるんですけど、邪魔は邪魔。おまいさんこの場にいるわけじゃないんだし、しゃしゃり出て来なければいいのに。

 それと曇天ヲ~の片言のパート、ここラテン語なんですよねぇ・・・わっかんねぇよ(泣)。何とかGoogle翻訳先生頼みで単語をつなぎ合わせて意訳しましたが、全然違ってたらゴメンナサイ(なんせGoogle翻訳はEmerald Sword Sagaをエメラルドソード佐賀、と訳す先生だからな・・・)。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」9曲目「Riding The Winds Of Eternity」を予定しております。

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面5 Wings Of Destiny

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【真うかつエピソード6278】

前回のあらすじ:

 氷の戦士は別次元の土地を更に進んだ。うっかり足を踏み入れた墓地でモンスターに囲まれた!

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その13です。

 

 さて今回のお話し。

 

・殆ど視界が効かない中、全方位囲まれ絶体絶命の氷の戦士。

・そこに第二の試練で勇者に救われたドラゴンのタロスが恩を返す為に颯爽と現れ、周囲の敵を一掃し、戦士と共に空高く舞い上がりました。

 

 義理堅いなぁ・・・タロス。

 ところでこの章の冒頭で、「資料によって解釈揺れがある」と書きましたが、実はこのシーンが正にそう。モノによっては第二の試練以降、ずっとくっついて来てる、って説もあるんですよ・・・。でもねぇ、シーン的にはここで助けに来てくれた方が盛り上がると思うのでこっちの説採用しました。

 それにしても、タロスはどっから来たのか?・・・ってそりゃあ象牙の門通って来たに決まってるじゃないですか。・・・ん、勝手に通過されて門の前で待ってたアレシウスと馬はビックリしなかったのか?って?したでしょうねぇ。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の7曲目、「Wings Of Destiny」1番の和訳をご紹介します。

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運命の翼

 

年月が過ぎたりとも、我は汝と共に居ろう
我が愛する薔薇よ
我が緑の丘よ、愛しき海、湖、空よ
最愛の母なる地上よ

静寂なる大地よ、我が思考を消し去らん
我は其方の中にて其方のみを想いたし
瞳を閉じる束の間、我が魂を慰め給う

いざ、運命の翼よ、
澄み渡る空を越え
我は地平線の彼方まで飛ばん

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 窮地を脱してちょっとホっとしたか、何か急に自然を愛でるポエムを読み始めた戦士でした。つか愛する薔薇・・・薔薇って・・・お前その顔でそんな乙女チックな事言うか?別にエエやん、と思われる方も多々おられるかと思いますが、氷の戦士ってオイラの絵柄では補正が入ってるからこんなユルい顔だけど、本来は、

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こんなんよ?

 

 まぁ彼はこれまでも事あるごとに雪が綺麗だ、森大好き、山の為にエメソ探すぞ、とやたらめったら自然LOVE発言してますし、この先もし続けますからね。そういう奴なんでしょう。ただまぁ薔薇に関して言えばね、そこは鈍いオイラでもわかるよ、アイリンのことよね・・・。隠喩って奴です。このポエマーが。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 大作2曲の後ということで、流石に箸休めに入りました。スローテンポにグっとくる切なげなピアノのメロディ。スタロポリさんが実にいい仕事をしています。これはもう完全に泣けるラブバラードですよ。そういう意味では結構貴重な曲です。このシリーズ5枚のアルバム全47曲どこを漁っても徹頭徹尾ラブバラードと言える曲はこの一曲だけですからにして。この曲はねぇ、メタルでもシンフォニックでもないけどもっと評価されていい曲ですよ、ホント。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」8曲目「The Dark Tower Of Abyss」を予定しております。

・YoutubeでWings Of Destinyを見ちゃる(・・・つっても他の動画ばっかり引っかかるなぁ。タイトル普遍的すぎんよ・・・)

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面4 Beyond The Gates Of Infinity

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【真うかつエピソード6275】

前回のあらすじ:

 氷の戦士は別次元の土地を進んだ。砂漠で先人たちの亡霊の声を聞いた。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その12です。

 

 さて今回のお話し。

 

・砂漠を更に進んでいくと、周囲がどんどん霧に包まれ、ついにはほぼ真っ暗状態になりました。

 

 てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の6曲目、「Beyond The Gates Of Infinity」の和訳をご紹介します。今回は途中で切るポイントが見当たらんかったので全訳です。

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無限の門を越え

 

空を照らす英知の炎よ
この暗黒の地を行く灯と成り給う
今や全てが霧のヴェールに覆われん
何かが起こらんとせん今こそ、気丈なるべし
地獄の怪物どもを遠ざけよ
貴様等に我が肉体を捧げられようか?応うは否!

古の不浄なる墓穴より這い出し
異形の者共、我を包囲せん
奴等は汝をば狂気に陥らせ、終焉をもたらさんとす
汝の骨をしゃぶり、脳髄を吸い取らんとす
地獄の怪物どもを遠ざけよ
貴様等に我が肉体を捧げられようか?応うは否!

貴様の舌を引き裂き、腸を食らわん
貴様の骸は汚物に塗れ、八つ裂きに処されん
いざ我が声を聞け!愚かなる戦士よ
我等に嬲られ、共に地獄へ落ちようぞ
無限の門を越え

我こそは北の国より来たりし勇者、猛き戦士也
アルガロードは我が帰還を待望せり、故に貴様等の地獄になど落ちぬ!

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 ようやくマトモな戦闘シーンを歌にしてもらったのはいいものの、モンスターにグルっと取り囲まれて大ピンチだぜ、といった内容ですね。しかし終に脳みそ吸ったろ、とか八つ裂きにしたろとか、言い始めたか~。いやね、このシリーズここまでかなり緩めの展開でしたが、この先どんどん過激な表現が増えていきます。これはまだ序の口でして、3rdアルバムの後半あたりからかなりヤバめになってくるので密かにどうしようか頭を抱えている次第。

 あと戦士、地味にI'm the mighty warrior hero of the northern landsと、とうとう自ら勇者認定(笑)。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 前の曲が大作だったので、今回は短いかな、と思ったらほぼ同じ長さという(^^;。モンスターの咆哮に続き不安を煽る小刻みなリフの出だしなどホラー感満載の曲です。特筆すべきは「Your tongue ~ gates of infinity」の敵モンスター口上パート。バンドメンバー紹介に書いた通り、ボーカルのファビオさんは大変素晴らしい美声の持ち主で(この人より綺麗な声のなロックシンガーつったらオイラはフレディ・マーキュリーぐらいしか思いつかんです)、その美声をわざわざ潰してデスメタル声で歌っておられます。この先もファビオさんがデス声で歌うシーンはあるのですが、まぁ初披露ということで中々インパクトはありました。

 うん、でもまぁ世間的にはエメソの影に隠(ry。歌詞の内容はすごくいいのに勿体ないですね~。

 

 さて、視界が悪い中、多勢に無勢のピンチに陥った次回氷の戦士はこの窮地をどうやって脱するのか?このままやられてしまうのか?(ヒント:絵の右上のアイツ)。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」7曲目「Wings Of Destiny」を予定しております。

・YoutubeでBeyond the Gates of Infinityを見ちゃる

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面3 Eternal Glory

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【真うかつエピソード6274】

前回のあらすじ:

 氷の戦士は皆と別れて単身象牙の門を潜った。2体の悪魔が現れた!

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その11です。

 皆さん気がかりなのは、その後2体の悪魔をどうしたか・・・って話ですよね。アレ実は氷の戦士が見ていた幻でして、アレシウスの助言を思い出して我に返り、何とか事なきを得た、って感じで通過してます。メンタル面に不安を残す氷の戦士ですが、第一の鍵の試練で多少免疫が付いたのか、ちょっとは強くなった模様ですね。

 

 さて今回のお話し。

 

・象牙の門を潜り、幻影からも復帰した氷の戦士の目に飛び込んできたのは、見たことも無い素晴らしい景色でした。

・美しい川、澄んだ湖・・・神秘的な森へと続く小道を通り更に進むと、そこには荒涼とした砂漠が広がっていました。

 

 では今回はまず先に「Symphony Of Enchanted Lands」の4曲目、「Heroes Of The Lost Valley」の歌詞をご紹介します。

 この曲は基本古民謡調のインストなんですが、後半アレシウス爺の台詞が入ります。

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忘却の谷の勇士

 

”然り、猛き戦士よ、
其方が今まさに聞きし物は苦悶の呻き也
其方以前、此の地を通りし全ての勇士の声也

彼等は悲劇の末路を迎えけり
然し彼等の勝利への渇望は未だ失われず
吹き抜ける呼気により古代の岩々は腐食せり
風の憤怒に拠りて
彼等の誇りは今や其方と共に行かんとす”

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・その砂漠は過去に象牙の門を潜り、あと一歩及ばず、志半ばにして力尽きた先人たちの魂の吹き溜まりだったのです。

 

 てなところで今回のメイン、「Symphony Of Enchanted Lands」の5曲目、「Eternal Glory」1番の和訳をご紹介します。

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長しえの栄光

 

此の古き大地に恐怖が木霊せり
我は彼等の遠征の末路を見ん
古き勇士の髑髏、この摩訶不思議なる地の其処彼処に横たわれり
彼等の眼窩の埃を払わん、我が誇りもまた然り
古の剣を得んが為、この果てしなき旅を続けん

岩群の隙間より、嘆きの声を聞く
其は怒れる亡霊の呻きにて
この忘却の地の奸計に嵌りし全ての者を代弁せり
我は彼等の最後の希望也と
この地獄より再び自由にならん
我が勝利の為、過去の血塗られた鎖をば断ち切るべし

長しえの栄光よ、我と共に有れ
アルガロード王が為、我が鼓動は高まれり
長しえの栄光よ、汝が広き翼を開かん
いと高く飛びて、我が聖剣を永久に導き給え

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 といった感じで、肉体は潰えども、その意気やまだ健在也、といった先人たちの魂も味方につけ先を目指そうぜ、といった内容でしょうか。

 まぁしかしアレですね・・・ここにこんだけ骸骨が転がってるって事は、タロスって結構何度も何度も過去の挑戦者に負けて鍵奪われてるのね・・・しかもその度に止め刺されちゃー、無理やり復活させられて次の挑戦者を小汚い沼で地縛霊のようにじっと待つという繰り返し・・・こうしてみると確かにキッツイ呪いですね。氷の戦士に解放されて嬉しがってた気持ちもよくわかるってもんです。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 約7分30秒、何と前作最終曲であるまとめソングのLegendary Talesに匹敵する長さの大作です。まずは勇壮なブラスとストリングスがこの曲の開幕を告げ、1分過ぎたあたりでようやくメタルパートに入ります。歌の方は当初こそゆっくり目ですが徐々にスピードを上げ緊張感を高めていく流れは、正しくハリウッドメタルを標榜する彼ららしい素晴らしい演出だと思います。ラストがハープシコードとリコーダーのフォーク調でひっそり締まるのもHeroes of the Lost Valleyと繋がってる感じで好きだなぁ。しかし世間的にはエメソの影に隠れて(ry。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」6曲目「Beyond The Gates Of Infinity」を予定しております。

・YoutubeでEternal Gloryを見ちゃる

・indexに戻る。

Posted by Haruko

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絵で見るエメラルドソード・サーガ・第2幕場面2 Wisdom Of The Kings

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【真うかつエピソード6273】

前回のあらすじ:

 氷の戦士一行は神秘の祭壇の謎を解き、ついに秘密の洞窟の入り口を見つけた。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その10です。

 その前に一つご注意を。1stアルバムではあまりそういう箇所は見られなかったのですが、この2ndアルバムからは、曲の内容、ブックレットの補足説明、海外ウィキペディアの概要の文章に若干の解釈揺れというか矛盾が見え隠れし始めます。一々指摘すると文面も長くなってしまいますので、その場合一番面白く、かつ矛盾が少ないと思った解釈で突っ切って行こう(要は独自解釈が増える)と思いますので、その点ご了承ください。

 

 では今回は前回のラスト直後からのお話になるので、物語の前振りはすっ飛ばし、2ndアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」の3曲目、「Wisdom Of The Kings」1番の和訳のご紹介です。

 

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王の英知

 

洞穴を隠せし岩を退かさば
闇の帳が我が行く手を阻む
行かねばならぬ、知恵と勇気を持て最後の試練に挑まん
いと古き石の階段を進みし階層の奥底
我が眼前に摩訶不思議なる光景が広がらん

やがて其は我が前に出現せり
神秘なる焔に照らし出されつ
門を潜り、我は新たな次元に至れり
信じ難き哉、我が見たる者ども
今、二体の悪魔が眠りより目覚めたり

時の守護者たる聖なる龍よ
蒼穹を舞い、我が目に魔法を懸けよ
此の丘を越え、風に乗らん!
歴代の王の英知に懸けて!

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 とうとう秘密の洞窟に侵入した氷の戦士一行は、象牙の門を発見、その正体は別次元へと繋がるポータルでした。

 ここで戦士はアレシウス(及び馬)と別れて、単独で象牙の門を潜ります。

 

 え?折角賢者がいるのに同行してくれないの?って話ですが、エメソへの挑戦権があるのは氷の戦士だけですからね・・・でもまぁ、アレシウスは別名「全ての事を見聞きする者」といい、戦士の動向は千里眼的な能力で逐一把握しているそうな。でもそれって「ワシ直接的には大したことは出来んよ」って宣言してるだけのような気もするんですが(一応彼の名誉の為に断っておくと、全くの役立たずではないです)。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 前回持ち上げに持ち上げた名曲エメラルドソードの直後ということで若干聴き劣りはします・・・というかこれはこのアルバム全体の欠点ではあるのですが、エメソが名曲すぎて他の曲の印象がほぼ全部ぼんやりしちゃってんだよな(泣)。その中ではまだこの曲は印象的な方です。いよいよ冒険が始まるぞ!ってなワクワク感と高揚感には溢れておりますからにして。特に哀愁を帯びたメロディからドラムの連打に移る前奏は聴きごたえがありますし、間奏のストリングスも綺麗です。ただまぁ個人的には2:40あたりからの陽気なアメリカン・カレッジバンドみたいな間奏はちょっとイタダケナナイ・・・(^^;。

 

 てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony of Enchanted Lands」5曲目「Eternal Glory」を予定しております。

・YoutubeでWisdom Of The Kingsを見ちゃる

・indexに戻る。

Posted by Haruko

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